ソガメ折り
読売新聞6月16日18面に十亀昭人(そがめあきと)さんのソガメ折りが紹介されています。
見たところ、ミウラ折りを筒状にしたもののように見てとれますが、どうなんでしょう。
チューブ材料して使えそうです。
ただ、折り目がついているだけあって、ハニカム構造とは違い縦方向に潰されることに対する耐性は弱そうです。
読売新聞6月16日18面に十亀昭人(そがめあきと)さんのソガメ折りが紹介されています。
見たところ、ミウラ折りを筒状にしたもののように見てとれますが、どうなんでしょう。
チューブ材料して使えそうです。
ただ、折り目がついているだけあって、ハニカム構造とは違い縦方向に潰されることに対する耐性は弱そうです。
2009年5月5日、6日に神戸女学院にて第十回折紙探偵団関西コンベンションが行われました。
関係者、スタッフの皆様ありがとうございました。
1日目
○講演
Chris Palmer氏「Birth of a Traditional Craft: Synergy of Disciplines」
平折りの作品を折る中で、素材として紙から布へ移行していったということをそれぞれの利点・欠点
を挙げて考察するとともに、さまざまな作品群の紹介がなされていました。
#キットを購入したので、追々試してみようと思う。
#追記:
星型のをやってみました。
布の表面の数点をかがるだけでなんだか、しぼり染めをやっている延長のような作業。
糸と針を使うのは思ったより面倒でしたが、そのあとはただ形になるように布を解すだけ。
できあがりはとても美しいし、形が自然と決まるのは面白い。
○1、2コマ目 西川誠司氏「ヨークシャーテリア」
氏のヨークシャーテリアに対する愛情のこもった作品。
最後のアクロバティックな工程はなかなか面白い。
折り図にするのは難しいだろうなあ。
○3コマ目 坪正氏「世界一怖いネズミ」
体は時間切れでした、、、。
完成度の高いトラ。背中の縞の出し方と全体的な体の丸みが秀逸。
○懇親会
「2行程で作品を折る」という折り紙ゲーム。
これはかなり難しいです、、、。
2日目
○5、6コマ目 一つめ小僧、二つ目小僧
作品の構造についての発想を説明したあとに実際の折り手順を説明する丁寧な講習だった。
時間も十分。氏の妖怪に対する愛情がなんとも参りました、、、。
(写真は講習中に私が折ったもの)
残念ながら、2日目の午後は事情があり、欠席しました。
神谷哲史氏の「ウサギ」と勝田恭平氏の「ポテトチップスのおじさん」を受講する予定だったのだが、
本当にもったいないことをしてしまいました、、、。
あと、作品の人気投票はどうなったのか結果を知りませんが、
私は前川純氏の「ムッシュー」と神谷哲史氏の「ウサギ」に票を入れました。

前川純氏「ムッシュー」
火祭り、台風の影響で雨を心配していましたが、奇跡的に晴れ、開催されました!

まずは、はちのす太鼓さん。
ティピをバックに和太鼓が演奏されるのって不思議な光景。
まだ火が点る前だが、荒馬たちはテンション高い。

かがり火がティピを照らし(左)、年長の子ども達がリトルインディアンと化して火の矢を放つ。
リトルインディアン達の点火した焚き火の炎は高く燃え上がった(中央上)。
おこたんぺさんの幻想的な水晶玉ジャグリング。水晶玉が生きているみたい(中央下及び右)。
最後は火付け盗賊さんのダイナミックな火の踊り。
孫悟空や忍者のような動きもあれば女性の流麗なダンスもあり、
暗闇の空間にいろいろな火の絵を描いていた。
会場も盛り上がり、
おこたんぺさんとジャグリングをするお父さんや、火付け盗賊さんの火を食べるお父さんも出てきてびっくり。
私は、消化器を渡されて万一のときのために待機している役でしたが、出番がなくてさびしよかった。
幻想的な火の祭りを体験できて、貴重な時間が過ごせました。
関係者のみなさん、ありがとうございました。
8月15日(金)
○横小路泰義さん「折り紙を折るロボット」
テレオペレーション(遠隔操作)が専門の先生で、
「おたまじゃくし」を四本指のロボットで折ることを可能にしたお話しだった。
折紙者には常識の「紙の目」について、実験によって発見されたとのこと。
難易度の高い作品を折るためには4本以上の指が必要かも知れないが、
「おたまじゃくし」レベルの作品には4本で十分という結論であった。(3本では無理なのか聞きそびれた。)
ロボットをつくるきっかけというかモチベーションは「アトム」というより「鉄人28号」だという横小路さんは
まさにテレオペレーションの専門家であった。
○ヘルマンファングーベルゲンさん「アヒルの泳ぎ方」
新聞を読む人や髑髏などのアイデアの光る作品を創出される折り紙作家。
作品を折る前にアイデアを絵にする習慣があるとのこと。
本公演で紹介されたアヒルの作品は秀逸で、2年かけてアイデアから作品に仕上げたとのこと。
(この作品はぜひとも小さい子供たちに教えてあげたい良い作品だ。)
![]()
○シッポマボナさん「蛇腹折りの昆虫・ジグザグの力と小さな正方形」
ロバートラングさんやブライアンチャンさんから影響を受けたというスイスの折り紙作家。
心理学を専攻し、小学校の先生でもあるとのこと。「尻尾麻婆茄」の異名も。
講演では蛇腹作品の展開図の説明があった。蛇腹の接合部分のジグザグの線で構造を捉える話し。
また、蛇腹の幅を変える方法などが紹介された。
8月16日(土)
○1コマ:拙作「ねずみ」の講習
コンベンション自体の参加者が年々増えていることもあり、予想外であったが満席だった。
時間が少し足りない感があったが、大方の受講者が完成できていた。
しかし、何人かは立体行程の手前あたりまでで、完成できなかった方もいらした。
折り図集のDagramsはDiagramsの誤植であることを指摘される。(入校は日本語だったので、私のミスではないです、、、。)
○2コマ:北條高史さん「ねずみ・きつね」
平面に畳んだものを立体化させると面のようになる、いかにも北條さんらしい作品。
星1つで非常にシンプルなものだが北條わーるどを体験できた。
持ち帰る際、平面に戻すことができるのが、また良い。
○3コマ:霞誠志さん「セカチュウ」
耳を立体化させてできる頭の構造が良い。
(それにしても、ネズミばかりだな、、。)

○4コマ:前川淳さん「千羽鶴折形の幾何学」
寛政9年秋里籬島著「千羽鶴折方」から触発され、想起された幾何学的考察等の紹介。
「八橋」という8羽のつなぎ折鶴の展開図と完成図の相違に関する笠原案、岡村案の紹介あり、
「n橋」というn羽のつなぎ折鶴に対する考察あり、さまざまな幾何学的興味の宝庫であった。
同著に紹介されている基本となる折り鶴の展開図がいい加減な曲線で示されていることに前川さんは言及されたが、
あれは立体的な折り鶴を開いてみて折り線をトレースしたのだろうか?
最近読んだアルキメデスに関する文献で、円に内接する多角形の辺を円弧で表現する習慣があったとの記述があったが、
それと同じような精神が千羽鶴折片にも関与していたのであろうか?(そんなことはないよな。)
8月17日(日)
○5コマ:羽鳥公士郎さん「折り紙作品の分類についての提案・見立て論を超えて」
次にあげる2つの軸で構成された平面に折り紙作品を配置し分類することを紹介している。
1:見立てを中心に含む「具象―抽象」の軸
2:折り線やその規則重視かそれとも材料重視かという「折り―紙」の軸
折り紙作家を分類した例が示された。
>作家と観客の分類・配置の違いが指摘されていた。双方の作品に対する解釈の相違に相当しそう。
>川村みゆきさんの「一度分類されると動きたくなるので、違う作品をつくるモチベーションになる」といった意味の発言が興味深かった。
○6コマ:山口真さん「指導法雑談」
指導法というか間違いなく雑談なんだが、どういう作品をつくるべきか、いろいろ考えさせられた。うまく説明できないな。
○7コマ:堀口直人さん「折り紙ディスカション」
いわゆるおばさんから新世代まで濃い折紙者があつまる異様な雰囲気の講義でした。
テーマはハッキリしないが、集まって思いつくままに話し合う(ブレインストーミングですね。)
のは新鮮で面白かった。
○8コマ:神谷哲史さん「4枚組正四面体」
折り工程の美しいユニット。この人はユニットもやるんだな。
○9コマ:Jun Sakamotoさん「Charles Esseltine's Volkswagen Car」
かわいい作品。Junさん配布の紙も作品にあっていた。

電子情報通信学会誌Vol.91,No.6,2008 p506-p509
上原隆平さんが折り紙とコンピュータサイエンスという題で文章を載せてます。
文中にある
ハフマンさんの折り紙はいくつか見ましたが、曲面が魅力的だった記憶があります。
展開図ないかな?
週刊少年マガジン2008年20号の新約巨人の星花形で左門豊作が入院中の妹のために折り鶴を折っている。
完成したものはとても折りが美しいのだが、前のコマの折り工程の図は伝承の折り鶴を折る際には通常現れない形なのが気になる。
左門豊作の折り鶴は内部に紙がもっと重なった構造なのかも知れない。
TVチャンピオンの放送がありました。
録画して番組を見る方も多いでしょうから、
結果等には言及しません。
チャンピオン神谷哲史さんとの決勝に進めるのは、
勝田恭平さん、堀口直人さん、宮本宙也さん、金沢隆史さんのうち、
予選を勝ち抜いた1名だけ。
すべてにおいて、非常にレベルの高い戦いで楽しかったです!!
宮本宙也さんがとてもいい味だしてました!!!
個人的には決勝に挑戦者が2名残る以前の形で観てみたかったな。
Recent Comments